醤油が食卓の主役で有りながらも
何故、その存在が評価されないのか?

それは容器に問題が有ると考えた
特に液体は容器に存在を依存する所が大きい
容器に入って居ない液体は、なんともだらしが無い物である
主役には「其れなりの容器」が必要だ

食器、酒器などは芸術性が高く美術館に鎮座する高価なものが有るが
醤油注しは粗品、景品、オマケが多い
名前、書き方すら醤油注し、醤油注ぎ、醤油さし、醤油差し、醤油入れ、等々
定まってはいない

醤油の歴史は古いが醤油製造者は
食卓の醤油注しに対して、余りにも無関心で有った様に思える


私が醤油製造組合長だったら・・・

ガラスと陶器とを二部門に分け
年に一度、醤油注しコンテストを開催する
優れた醤油注しと製作者を表彰するのだ
その延長で美術工芸品としての醤油注しを確立する

そして、醤油製造業者も芸術性の高い醤油注しを宣伝、販売する
抽選で100名様に高価な醤油注しをプレゼントするキャンペーン等も面白い
そうすれば人々は醤油注しに関心を示し多くを求めるだろう
当然、多くを求めれば使いたく成る
その結果、醤油のより一層の吟味が始まり
醤油ソムリエを気取る御人も輩出され、新しい醤油文化が開花されるだろう
醤油注しの品質向上は結果的に
醤油の地位向上にも繋がると確信する


日本食文化の主役「醤油」
世界に誇る醤油文化を彩る醤油注し
醤油が更なる発展を遂げる為に
醤油注しの役目は大きいと考えるのは私だけだろうか・・・

醤油ファンとして、このHPが醤油注しの向上と
醤油の更なる発展に寄与出来る事を祈る
私の人生を楽しませてくれている
醤油への恩返しになればと、勝手に思っている

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